◆買ったデジカメにファイル名への日付付加機能が付いてなかったので作ってみました。
◆HTML風のタグ形式のマクロでリネームを行います。
同じようなリネーム作業を何度も繰り返す場合は、マクロを登録しておけば次からはすぐにリネームが出来ます。
◆動作にはWindowsと.NET Framework 2.0が必要です。
◆ヘルプ
◆更新履歴
- 2007/06/18 Ver0.50
- 公開
◆買ったデジカメにファイル名への日付付加機能が付いてなかったので作ってみました。
◆HTML風のタグ形式のマクロでリネームを行います。
同じようなリネーム作業を何度も繰り返す場合は、マクロを登録しておけば次からはすぐにリネームが出来ます。
◆動作にはWindowsと.NET Framework 2.0が必要です。
◆ヘルプ
◆更新履歴
リネームさんではマクロ(変換フォーマット)を書くことにより、ユーザーが自由な書式でリネームをすることが出来ます。
まずは、基本的な処理の流れについて説明します。
@ファイル登録
リネームさんにファイルをドラッグして、ファイルを登録します。
Aマクロ入力
ツリーの「マクロ一覧」や「お気に入」りのダブルクリックでマクロを入力していきます。
勿論、手動でマクロを入力してもいいです。
Bマクロ適用
ツールバーの「変換フォーマット適用」を押して、マクロを実行します。
リストの「変換後」の項目にマクロの適用結果が表示されます。
Cファイル名の正当性チェック
ツールバーの「変換フォーマット+名前チェック」を押して、同名のファイルが無いか、ファイル名に使えない文字が入っていないかなどをチェックします。
エラーが無ければ、緑に。エラーがあれば赤に、リストが変わります。
BとCは、「変換フォーマット適用+名前チェック」を押せば同時に行うことが出来ます。
Dリネーム実行
正当性をチェックしたら、「リネーム実行」を押してリネームをします。
同名ファイルやファイルを見失った時など、エラーが発生した後もリネームを続ける「リネーム実行(エラー無視)」と、エラーがあった場合、リネームを中止する「リネーム実行」があります。
リネームが全て終了すると青に、エラーがあれば赤に、リストが変わります。
リネームさんではマクロをタグを使って記述します。タグは,開始タグと終了タグで内容を囲んで記述します。
開始タグは「<タグ名>」のように,終了タグは「</タグ名>」のように記述します.主に「Regex」「Upper」などのタグで使用します。
<タグ名>内容</タグ名>
内容を持たないタグは「<タグ名/>」と記述します。主に「Name」「Time」などのタグで使用します。
<タグ名/>
タグはパラメータを取ることがあります。その場合,次のように,開始タグの中でタグ名の後に記述します。
<タグ名 パラメータ名1="値1" パラメータ名2="値2" />
パラメータは値を取るものと取らないものがあり、取るものの値は「"」で囲みます。値の中で「"」を使いたい場合、「""""」のように連続して書きます。
<タグ名 パラメータ名1 パラメータ名2="""" />
タグは入れ子に出来、タグで囲んだ文字列の文字列の中にタグやテキストをれることが出来ます。一個のでは出来ない表現などを表現する事が出来ます。
<タグ名1><タグ名2>内容1<タグ名3/></タグ名2></タグ名1>
タグ名やパラメータ名では大文字小文字を区別しません。
マクロ内で不正なタグ(開始タグと終了タグの名前が違う、登録されてないタグ名、等)があった場合は、タグの「内容」として扱われます。「<」「>」「"」などの文字はファイル名としては使用できないので、結果的に名前チェックでエラーとなります。
「Time」はファイルの日付を表すタグです。
例 | 結果 |
---|---|
<Time Format="yyyy.MM.dd.HH.mm.ss"/> | 2007.06.18.13.23.21 |
<Time Format="GGYY年MM月dd日TThh時mm日ss秒"/> | 平成19年06月18日午後01時23日21秒 |
Format
日付の書式を指定します。
値 意味 yy 西暦の年の下2桁。1桁の場合、先頭に0が付きます。 yyyy 西暦の年4桁。 Y 和暦の年。 YY 和暦の年。1桁の場合、先頭に0が付きます。 M 月を表す数字。 MM 月を表す数字。1桁の場合、先頭に0が付きます。 d 年月日の日。 dd 年月日の日。1桁の場合、先頭に0が付きます。 ddd 曜日の3 文字略称。Sun、Monなどになります。 dddd 曜日の完全な名前。Sunday、Mondayなどになります。 DDD 曜日の略称。日、月などになります。 DDDD 曜日の完全な名前。日曜日、月曜日などになります。 tt 「AM」「PM」。文字数=tの数。 TT 「午前」「午後」。文字数=Tの数。 gg 「西暦」などの元号。文字数=gの数。 GG 「平成」などの元号。文字数=Gの数。 h 12時間制の時間。 hh 12時間制の時間。1桁の場合、先頭に 0 が付きます。 H 24時間制の時間。 HH 24時間制の時間。1桁の場合、先頭に 0 が付きます。 m 分。 mm 分。1桁の場合、先頭に 0が付きます。 s 秒。 ss 秒。1桁の場合、先頭に 0が付きます。
Type
日付の種類を指定します。
指定が無い場合、ファイル更新時刻が指定されます。
値 意味 Write ファイル更新時刻 Creation ファイル作成時刻 Access ファイルアクセス時刻 Now 現在の時刻
「Regex」は挟み込んだテキストに対して、正規表現による置き換えをします。
例 | 結果 |
---|---|
<Regex Replace="" Pattern="コピー (\([\d]+\) )?〜 ">コピー (2) 〜 新規テキスト ドキュメント.txt</Regex> | 新規テキスト ドキュメント.txt |
<Regex Pattern="】|》" Replace=")"><Regex Pattern="【|《" Replace="(">【1】《2》(3)</Regex></Regex> | (1)(2)(3) |
Pattern
マッチさせる正規表現のパターンを指定します。
使用できる表記はここを参考にして下さい。
Replace
パターンに一致した文字列をこの文字列で置き換えます。
「Count」は連番を表すタグです。
ファイルリストのの順番で連番が出力されます。
例 | 結果 |
---|---|
(<Count />) | (0) |
(<Count Number="3"/>) | (000) |
Add
連番の増分を指定します。
指定が無い場合は「1」になります。
Start
連番を開始する値を指定します。
指定が無い場合は「0」からの開始になります。
Number
連番の桁数を指定します。
出力する値の桁数がこの値よりも少ない場合、右を「0」で埋めます。
出力する値の桁数がこの値よりも多い場合、出力する値のまま出力します。
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